A:時計、エプロンはそれぞれ、「早く起きろ」「働け」という意味になり、年長者に贈るのは失礼で、贈り物としては不適切といわれることもありますが、「よいエプロンが見つかったので使ってみてください」「おしゃれな時計なので……」など一言添えて贈れば問題無いと思います。あと履物も本来、目下に贈るものと言われていますが、今ではそう気にすることではないようです。
A:新築や開店、開業など新しく建物を建ててこれからスタートだ、という時に灰皿、ストーブ、赤色の物など火を連想させる物はタブーとされています。結婚祝いに包丁、陶器など「切れる」「割れる」につながる物も避けたほうがよいと言われていますが、新生活にお皿やお茶碗など、新しい物が必要という場合もあるので、出来るだけ相手の方の希望を聞いて考えましょう。
基本的にはなるべく形に残らないものの方が、親切だといえるかもしれないですね。
A:贈り物というのは、モノのやりとりだけではなく、ハートを喜んでいただくということです。もらったらすぐに返すというのは、モノのやりとりだけになる可能性が高いのでやめた方がいいですね。世の中に物のあふれる時代ですから、商品券がいいと割り切る人もいますが、商品券では心が伝わらないと思う人もいるので、相手の立場に立ってその人にあった物を返してあげましょう。
A:昔と違い、今の子供たちはなんでも持っています。絵本や児童書などは既に持っている可能性がありますので、ノートや鉛筆、アドレス帳などかわいくて重なっても使えるものが良いと思います。ただかわいいだけのものではなく、ちょっと大人になった気分を味わえるものというのもよいですね。お菓子なら日持ちするものを選びましょう。